【宜野座】小学校教諭を対象に英語の教え方を指導する講座「リフレッシュ・イングリッシュ・プログラム(REP)」(琉米歴史研究会主催)が8日、宜野座村のJAおきなわ教育研修所で開講した。
同研究会と交流のある南城市、大宜味村、伊平屋村から13人が参加し、ワシントン州立大学で留学生に英語を教える教員3人から指導法を学ぶ。
13日まで続く。講師の3人は、7〜15日に名護青年の家で開かれる小中学生対象の英語講座(同実行委員会主催)でも講師を務める。
REPを受講する小学校教諭たちは、13日に同講座も見学する。
同研究会の喜舎場静夫理事長は「小学校でも英語教育が始まったが、現段階では教師の力が不十分。(講座を通して)教師は英語に自信を持ち、子どもたちは英語を好きになってほしい」と話した。
開講式で、大宜味村立津波小学校の有銘兼一教諭は「ALT(外国語指導助手)に頼らず、自分で授業をリードできるようになりたい」と目標を語った。
伊平屋村立野甫小学校に高江洲麻里教諭も「子どもたちに、人と関わる楽しさを伝えられたらいい」と抱負をはなした。
<2011.8.12 琉球新報>