1期生21人に修了証
米大学と授業連携
生きた英語学ぶ
【北中城】北中城村が米ワシントン州立大学と連携し、ウェブカメラやインターネット回線を使って村内の小中学生が同大学の講師から授業を受ける「DOTEプログラム」の第1期生修了式が3月23日、あやかりの杜であった。画面の向こうの講師から名前を読み上げられた小中学生21人が、新垣邦男村長から修了証を手渡された。
村教育委員会が主催する同プログラムは、同大学の留学生向けの語学授業「ESL」(第2言語としての英語教育)の講師らと双方向で会話しながら受講生が学んでいる。企画・運営するNPO法人琉米歴史研究会は、ESLのレベルを上げ、将来的に米国の大学などで学び、仕事ができる水準を目指す。
北中城中1年の新里航平君(13)は「学校の授業とは違う生の英語が学べる。近所にいる外国人と日常的に話せるようになりたい」と意気込みを語った。
村教委では2013年度の受講生を募集している。今月9日に試験を実施し、20日から講座を開始する。問い合わせは生涯学習課、電話098(935)3773。
<2013.4.4 琉球新報>
画面の向こうから講師が見つめる中、新垣邦男村長(右)から修了証を受け取る受講生ら=3月23日、北中城村 |
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