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「ワトキンス文書」全百巻、南城市へ寄贈

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米軍の占領資料、南城市に 琉米歴史研究会が寄付 images

【南城】米軍政府の将校だった故ジェームス・T・ワトキンス氏が収集した米軍政府の基礎資料群「沖縄戦後初期占領資料」(全100巻、別巻1)をNPO法人琉米歴史研究会の喜舎場静夫理事長が11日、市に寄贈した。同資料は来年9月に開館予定の市立知念図書館に所蔵される予定。

喜舎場理事長は「大学図書館まで足を運ばなくとも資料にアクセスできる。市民だけでなく、県民全体で活用してほしい」と話した。古謝景春市長は「戦後復興と市の足跡を学ぶ上でも非常に貴重な資料だ」と感謝した。


<2012.10.26 沖縄タイムス>



ワトキンス文書贈る 琉米歴史研が南城市に
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【南城】NPO法人琉米歴史研究会の喜舎場静夫理事長は11日、南城市役所を訪れ、元沖縄駐留米軍の故ジェームス・T・ワトキンス海軍少佐が収集した、沖縄戦後の米軍政に関わる基礎資料として知られる「ワトキンス文書」の全百巻を同市に寄贈した。

同文書には、沖縄戦を挟んで海軍が軍政を担当した1946年までの軍政府の公文書や同少佐の日誌、沖縄戦での攻撃目標や軍政府内部での議事録などが記載されている。2013年9月に完成予定の南城市立知念図書館に所蔵される予定。

喜舎場理事長は「貴重な資料で、県内の研究者らが南城市を訪れるきっかけになると思う」と意義を語った。古謝景春市長は「歴史的にも非常に意義があるもの。後世にしっかりと伝えながら有効活用させていただきたい」と感謝した。

<2012.10.25 琉球新報>




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