【糸満】陸軍婦人福祉サークル（レイチェル・ウイットフィールド会長）は２月25日、糸満市の児童養護施設青雲寮を訪れ、米国留学の渡航費にと６千ドル（約50万円）を贈呈した。

青雲寮からは７月、米国ミネソタ州のセントジョーンズ大学に諸見和也君（15）＝兼城中３年＝と野原締亜羅（13）＝同１年＝が２週間余の留学を予定している。

沖縄から同大学へ生徒を派遣するプログラムは、琉米歴史研究会（喜舎場静夫理事長）が企画運営を担っており、２人の留学も推薦した。

青雲寮の山本牧生施設長は「婦人福祉サークルと琉米歴史研究会の皆さんに感謝している。子どもたちには英語を学ぶだけではなく、米国の生活や文化を体験し、国際感覚を養って成長してほしい」と話した。