１月１２日、基地内婦人福祉団体陸軍婦人クラブ（アーミーコミュニティーグループオキナワ）が北中城村役場を訪れ、７５０冊の「英語絵本」を寄贈した。６年間続く、“子どもの図書寄贈運動”の一環。ＮＰＯ法人琉米歴史研究会の喜舎場静夫理事長の仲介により実現した。

寄贈された絵本は小学校２校、中学校１校へと贈られる。新垣邦男村長は、様々な種類の本を手に取り、「贈られた本の一つひとつに温もりを感じます。国際社会に羽ばたく子どもたちの姿が目に見えるようです。」と語りお礼のことばを述べた。それぞれの学校長も立ち会い、また、中学校の図書委員を務める比嘉博哉君、下地香名芽さんも同席し、「贈られた本を大事にし、英語の勉強に役立てたい。」と、とても感激した様子。

北中城村は、国際性豊かな人材の育成を目的とした海外短期留学派遣事業を今年も予定。
この寄贈により、子どもたちにはアメリカという国がまたひとつ近づいたような印象だ。